WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)とは
WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)とは先の大戦でGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)が行った対日占領政策です。問題なのが多くの方がこのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を知らないことです。
WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)とは「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」です。
有名なのがNHKによる『真相はかうだ』の放送です。
『眞相はかうだ』(しんそうはこうだ)または『真相はこうだ』は、大東亜戦争敗戦後、1945年(昭和20年)12月9日より10回にわたりNHKラジオ第1放送および第2放送で同時放送された宣伝番組です。
毎週日曜夜8時からの30分番組で、その前後に当時人気の番組が配置、多くの日本人が視聴できるように編成され、再放送を含めほぼ毎日のように2年間放送されていました。
問題は内容ですが、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)ですから「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」用の番組です。一方的に日本軍部を批判するのではなく、巧みに番組を作り、日本の良い面も取り入れながら、日本人に罪悪感を自然と植えつけるという番組です。
当時の日本はGHQにより、思想・言論・出版は管理・検閲を受けていました。GHQの意向に反した出版物や新聞社は厳しく処罰を受けていた時代です。当然「真相はこうだ」もGHQが指導し、日本軍の非道と米軍の正当性を伝えるものです。このとき「軍部・軍国主義」と「国民」を分け、軍部が主導して、国民は騙されたという構図にしています。
当時テレビもない時代、唯一ラジオと新聞で情報を得ていた時代です。毎日毎日ラジオや新聞でWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)に沿った番組を2年以上流され続けた日本国民は軍部に対して、日本に対しての考え方が変っていきました。
GHQは思想・出版・言論に対して、禁止項目が30あったとされています。その中でもGHQへの批判は許されませんでした。他には「東京裁判(極東国際軍事裁判)」への批判、GHQが日本国憲法を起草したことへの批判、戦勝国(アメリカ・イギリス・ロシア・フランス・中華民国その他の連合国への批判も禁止されていました。
占領下時代、GHQに殺害された日本人は4千人、強姦された婦女子は記録に残っているだけで2万人、実際は被害届を出さなかった方も多数います。しかし日本の警察はアメリカ兵を捜査・検挙することも出来ず、当然新聞や報道も出来なかった占領下時代です。
当時GHQに協力した多くの日本人は戦時中、戦争反対を唱えた人や共産党の人たちです。「教職追放」は戦後GHQが行った思想弾圧でも最も影響がありました。WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を日本人に植えつけさせるために、教育界を押さえることを考え、共産党員や無政府主義的な論文を書いていた人物を帝国大学や教職に就けました。教育界からは12万人の保守や愛国心のある教職の方が教育現場から去られました。
こうして戦後の日本教育が左翼系の人々に牛耳られ、この追放は教育界のみならず財界・言論界にも及び、「公職追放」され保守系・愛国者の方々は「教職追放」と合わせると20万人といわれています。
「焚書」(書物を焼き捨てること)をGHQが行ったことも見逃せません。これはGHQに都合の悪い書物を焼き捨てたことです。戦前に書かれた書物7千点以上が焼き捨てられました。
検閲も行われ、手紙・電話等も検閲されていました。また密告も行われていました。焚書や密告などはGHQに協力した日本人がたくさんいました。一説には焚書には4千人が関わったとも言われています。
結局、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって、日本人の精神は粉々に砕かれ、二度とアメリカには歯向かえないように訓練されてしまいました。当時、実際に戦争に参加した軍人の方々などは事実と違うとわかっていてもどうすることも出来ないような状態に日本全体がなっていきました。
先の戦争においてすべて日本が正しかったとは思いませんが、しかし、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)があったことは知らすべきではないでしょうか。
実際GHQによるWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)は7年間でしたが、このGHQの占領下の終わった今でもWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の影響を日本は受けています。何より自虐史観の根底にこのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)があることを知る必要があります。
「すべて日本が悪い」このWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)により、先の大戦で日本が大陸に進出する前、アジアは欧米の植民地でしたが、それに対して唯一損害賠償を支払ったのは日本だけです。他の欧米諸国は批判されたことも無く、当然賠償金は支払っていません。
日本を取り巻く世界の環境は年々悪化しています。中国・北朝鮮のみならず韓国も完全な反日国家です。ロシアとも微妙な関係です。頼みのアメリカとの関係も安倍内閣は国防では繋がりつつ、経済では反米です。中国とは逆で国防では中国を警戒しつつ、経済では中国と協同していく流れがあります。
基本はアメリカと協調しながらも中国包囲網を築くこと。その根底には「自分の国は自分で守る」自立した国家になることです。
戦後73年、日本は目覚めないといけないと思います。自虐史観を払拭し、誇りを取り戻すことです。そのためにもWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の洗脳を解くべき時期が来ています。
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