2020年東京五輪について

(ラジオ ハッピーカフェ用)

2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと605日となりました。個人的には大変楽しみです。1964年の東京オリンピックの時はまだ5歳だったので、ほとんど覚えていません。少しはテレビで見たと思うのですが・・・

今回は東京オリンピック・パラリンピックについていくつか調べてみました。

開催概要・計画等

日程 

オリンピック 2020年7月24日(金)~8月9日(日)

パラリンピック 2020年8月25日(火)~9月6日(日)

ビジョンは『Discover Tomorrow 未来(あした)をつかもう』

また「復興五輪」として、聖火リレースタートが福島(3月26日)から始まり全国へと続きます。ちなみに宮崎県は16番目の県です。最終東京へは7月24日(月)着となっています。サッカー予選会場の一つに宮城スタジアムが選ばれています。

1964年のオリンピックと2020年のオリンピック・パラリンピックの違い

1964年の東京五輪は「国民の団結、誇り、自信を再び取り戻す」として 日本の成長期に開催されました。またアジア初の、有色人種国家における史上初のオリンピックでした。

当時、施設整備費が164億円、大会運営費94億円、選手強化費24億円を計上していました。総経費1兆3900億円と東京都の試算が出ています。

参加国・地域数 93 参加人数5133人(男子4450人 女子683人)

競技種目 20競技163種目

2020年の東京五輪は成熟都市での開催になります。交通インフラも整っていますし、宿泊施設も条件を満たしています。選手村を中心に半径8km圏内に85%の競技会場を配置している点も大都市圏東京の利点が発揮されています。

参加国・地域数 207 参加人数 12000人以上(予定)

競技種目数 33競技339種目

マスコットキャラクター

2017年12月7日に候補作3点が発表されて、小学生が投票して翌年の2月22日に決定されました。谷口亮氏のデザインの「ミライトワ」「ソメイティ」に決定されました。

経済効果

1964年オリンピック開催は1959年に決定。その年の国家予算は1兆5121億円が、1064年オリンピック時は3兆3405億円へと発展しています。この年に池田政権はあの有名な「所得倍増計画」を打ち出し、東海道新幹線、道路、港湾、住宅建設など公共投資を行い、1971年まで年平均実質経済成長率10.5%の高度経済成長に入りました。

2020年のオリンピック・パラリンピックでの経済効果は、みずほ総合研究所によると、直接効果は約1兆8000億円、相乗効果では28兆4000億円と試算しています。その年は海外から4000万人が日本に訪れるとか、オリンピック期間1日92万人会場に訪れるとの予想もあります。190万人新たな効用が増加すると主張しています。

オリンピック後の経済予想

2021年以降は景気が後退すると予想されます。オリンピック効果は2030年までに32兆円経済効果があるとも言われていますが、2019年10月には消費税が8%から10%に増税されます。間違いなく景気を押さえるため、景気は冷え込みます。

1964年の時のオリンピックによって日本は高度経済成長に入りましたが、2020年のオリンピック・パラリンピックはそこまでの発展構想は望めないようです。

しかし、世界中の方が東京を中心に日本に訪れます。日本の素晴らしさを知っていただけると思うとうれしいです。東京五輪の大成功を心から祈念しています。

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