2月11日 建国記念の日
本日2月11日は「建国記念の日」です。
「建国記念の日」の趣旨は「建国をしのび、国を愛する心を養う」と規定しています。
「建国記念の日」が定められた2月11日は、日本書紀の中では初代天皇である神武天皇即位の日です。皇紀2679年です。紀元前660年 初代神武天皇が樫原(奈良)の地で即位した日が2月11日、紀元節として、日本建国の日として祝うことです。
日本という国ができてから2700年近く経っているということです。世界でもこれほど伝統のある国は日本だけです。
『建国記念の日』はかつて「紀元節」でした。
この「紀元節」は1872年に制定されています。しかしGHQにより、戦後の1948年(昭和22年)に廃止されています。
その後「紀元節」の復活ないし「建国記念日」設置の動きがありましたが、保守勢力の反動的行為としてなかなか成立されていません。9回も設定の法案を出しましたが廃案になっています。
「の」を入れて、「建国記念の日」として、建国されたという事象そのものを記念する日という解釈ができるようにして、1966年(昭和41年)にやっと成立しました。
本来なら「建国記念日」とすべき日、国を愛することを学ぶ日が、堂々とできないことに今の日本の左翼化を表しているような気がします。
数年前のある新聞に「建国の日を知っている 日本人は2割未満 米中では9割超」とありました。
日本人は日本が建国された日を知っている人が2割未満で、在日の中国人、米国人は9割以上知っているという調査結果です。
日本人の2割弱は余りにも低いのでは。アンケートでは日本人の4割の人が「日本の建国に関する歴史を学んだことがない」との回答もあるとのことです。
「建国をしのび、国を愛する心を養う」趣旨に謳われている「建国記念の日」です。忘れてならないのは、この国を守り、この国の発展させてきた先人たちの血のにじむような努力を重ねてきたことです。
愛国心を右翼化というのなら、全世界は右翼の国だらけです。日本だけが建国も祝えない自虐史観の国として、これが本当の国家として正しい姿でしょうか?
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