2月22日 『竹島の日』と韓国問題

 2月22日は竹島の日でもあります。『竹島の日』は島根県が条例で定めた日で、1905年1月28日に島根県への編入を閣議決定し、同年2月22日に当時の島根県知事が所属所管を掲示した日です。2019(平成31)年は竹島の島根県告示から114周年、韓国による不法占拠から66年目です。100周年にあたる2005年、島根県議会は2月22日を「竹島の日」としています。今年政府は安藤裕内閣府政務官を派遣し、政務官出席は7年連続となりますが、今年も安倍首相や関係閣僚の出席はありませんでした。


 発端は、1952年、大東亜戦争終了後に、いきなり韓国側から「李承晩ライン」を勝手に制定され、53年には、近辺での日本漁船の拿捕などに続き、竹島を占拠して海上保安庁の巡視船を銃撃する事件が発生し、そして54年には韓国は実効支配してしまいました。日本側はこのラインを認めてはいませんでしたが、結局65年の日韓漁業協定で李承晩ラインが廃止されるまで、韓国軍による日本漁船の拿捕が続きました。 


李承晩ライン廃止までの抑留者数・拿捕された船の数および死傷者数 
抑留者数:3929人 
拿捕された船の数:328隻 
死傷者数:44人 (数名の方が亡くなっています)


 竹島は人が住むには適していない場所ですが、海洋資源、漁業資源が豊富な場所です。サンフランシスコ講和条約では島の返還には竹島は入っておらず、竹島は日本の領土と認められていました。韓国は日本とは戦争をしていないため、逆にサンフランシスコ条約に従う必要がないため、韓国の李承晩大統領が勝手に取ってしまったのが現状です。その後は抑留された被害者は、日韓漁業協定が成立する1965年まで抑留され、韓国に人質として交渉に利用されました。


 現在は完全に韓国側の実力支配で埠頭(ふとう)、ヘリポート、警備隊宿舎…さまざまな施設ができ、毎年、20万人以上が上陸し、万歳を叫んだりコンサートなどをしています。


 韓国では、竹島は韓国が日本に併合される前の1905年に日本に占領されたと教えられています。そしてこれが日本の侵略の第一歩であるとしていますが、日本の資料には、江戸時代から竹島は日本に属しており、当時島には誰も住んでいないことまではっきりしています。日本側としては、国際司法裁判所にて解決を図る方法がありますが、韓国側の敗訴になるため、同意してきません。


 日韓基本条約を昭和40年に結んだ日本と韓国、この条約で国交正常化をしました。これと同時に結ばれたのが日韓請求権と経済協力協定です。当時日本は韓国の国家予算の2.3倍に当たる無償・有償・民間借款等で11億ドル、また当時韓国に残した日本の資産53億ドルも放棄しています。日本は韓国とは戦争していないため賠償義務はありませんでしたが、経済協力として多額のお金や資産を支払っています。


 それほど韓国に対して尽くしている日本ですが、竹島問題のみならず、従軍慰安婦問題、最近は徴用工問題、自衛隊機に対するレーザー照射、反日政策が目白押しです。韓国は本来なら同盟国になるべき国でした。


 戦後73年、日本は誇りを取り戻し、韓国のねつ造や間違った批判に対しては、真実・事実に基づいて正々堂々と反論すべきです。正論で押し返すべきです。真の平和を掴むためには正義が必要です。


 韓国とは事実関係をはっきりさせ、そのあと真の国交が結べるよう努力する必要があります。今の韓国の主張は日本がすべて悪く、日本に永遠の謝罪と保障を取ることを考えている国です。そのような韓国とは友好国関係を結ぶことは出来ません。今の韓国は敵国のようです。



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