米国の対中国自由化政策
現大統領のトランプ氏は中国を民主主義の敵として対応していますが、なぜ今までのアメリカの大統領は中国に対して甘かったのでしょうか。
一つに中国経済を利用した部分があります。中国という巨大市場を活性化させて自国の利益を得ようとしました。そして関連していますが、アメリカの指導者の中には中国経済が発展して豊かになれば民主化すると考えていました。
しかし、中国は経済的には自由主義のように振舞いつつ、国内企業に資金投入をして安い商品を作らせ、ダンピングさせて利益を得させ、政治体制においては共産党で統一して軍備拡張の覇権主義路線にいます。
冷戦時代、旧ソ連を敵国として、中国を支援して民主主義の仲間に入れようとしましたが、うまくいっていません。その真逆の政策をしているのがトランプ大統領です。
中国に対して強行手段を取り、年間50兆円の対アメリカとの貿易黒字を抑え、中国の覇権主義にストップを掛けて、習近平体制の崩壊を考えています。
習近平体制が平和裏に崩壊して中国が民主化することを願っていますが、もし中国とアメリカが軍事対立するときは、その場所は南シナ海が予想されています。
冷戦時代、アメリカは旧ソ連と軍事競争で双子の赤字を出してまでして旧ソ連の体勢を崩壊をさせました。
トランプ大統領の手腕に期待していますが、同盟国の日本もアメリカに協力する必要があります。今世界の最大の脅威は間違いなく中国の覇権主義です。
WHOに
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