2月22日は「竹島の日」に思うこと
本日2月22日は「竹島の日」です。
これは1905年1月22日に竹島を島根県へ編入することを閣議決定し、同年2月22日に当時の島根県知事が所属所管をした日に当たります。
現在竹島は韓国が実効支配しています。それは『李承晩ライン』を韓国側が勝手に制定して、竹島を占拠、日本の海上保安庁の巡視船を銃撃する事件が発生。そのあとは日本漁船の拿捕をしています。
日本の主権回復を承認するサンフランシスコ平和条約発効直前の1952年1月、韓国が海洋資源を独占し、領土を拡張するため、島根県・竹島を取り込んで、一方的に公海上に引いた軍事境界線・排他的経済水域が「李承晩ライン」です。
竹島は人が住むには適していない場所ですが、海洋資源、漁業資源が豊富な場所です。サンフランシスコ講和条約では島の返還には竹島は入っておらず、竹島は日本の領土と認められていました。韓国は日本とは戦争をしていないことを逆手にとって、サンフランシスコ条約に従う必要がないとして韓国の李承晩大統領が勝手に取ってしまったのが現状です。
抑留された被害者は、日韓漁業協定が成立する1965年まで抑留され、韓国に人質として交渉に利用されました。
李承晩ライン廃止までの抑留者数・拿捕された船の数および死傷者数
抑留者数:3929人
拿捕された船の数:328隻
死傷者数:44人 (数名の方が亡くなっています)
韓国では、竹島は韓国が日本に併合される前の1905年に日本に占領されたと教えられています。そしてこれが日本の侵略の第一歩であるとしていますが、日本の資料には、江戸時代から竹島は日本に属しており、当時島には誰も住んでいないことまではっきりしています。日本側としては、国際司法裁判所にて解決を図る方法がありますが、韓国側の敗訴になるため韓国が同意しません。
日韓基本条約を昭和40年に結んだ日本と韓国、この条約で国交正常化をしました。これと同時に結ばれたのが日韓請求権と経済協力協定です。当時日本は韓国の国家予算の2.3倍に当たる無償・有償・民間借款等で11億ドル、また当時韓国に残した日本の資産53億ドルも放棄しています。日本は韓国とは戦争していないため賠償義務はありませんでしたが、経済協力として多額のお金や資産を支払っています。
ちなみに、日韓基本条約の交渉時に日本政府は未払い賃金等の個人債権は直接個人に対して保証すると提案しましたが、韓国側がそれを断った経緯があります。条約締結後の個人補償義務は韓国政府にありますが、韓国政府が意図的に自国民に条約の内容を知らせないでいたため、いまだに多くの韓国民がその事実を認識していません。
それほど韓国に対して尽くしている日本ですが、竹島問題のみならず、従軍慰安婦問題、最近は徴用工問題、自衛隊機に対するレーザー照射、GSOMIA破棄など反日政策が目白押しです。韓国は本来なら同盟国になるべき国でした。戦後75年、日本は誇りを取り戻し、韓国のねつ造や間違った批判に対しては、真実・事実に基づいて正々堂々と反論すべきです。真の平和を掴むためには勇気が必要です。
韓国とは事実関係をはっきりさせ、そのあと真の国交が結べるよう努力する必要があります。今の韓国の主張は日本がすべて悪く、日本に永遠の謝罪と補償を取ることを考えている韓国です。もちろん日本が完全に正しいとは言えませんが、明らかに嘘がある韓国の主張にたいして、そのような国とは友好国関係を結ぶことは出来ないということです。今の韓国は敵国のようです。
日本は反日政策のみの韓国に対しては断固妥協すべきではありません。
宗教政治家として霊的人生観や転生輪廻を国家間で言うなら、いろんな国に生まれ変わっている事実があります。日韓関係で言えば、韓国人が日本人に、日本人が韓国人に生まれていた転生もあるということ、憎んでいる国に生まれている転生もありうるということです。『恨』の思想だけでは現在の日韓関係を改善することは困難です。転生輪廻の思想の根源には人類皆兄弟の真意があり、日韓が理解しあうための思想が流れています。
『愛は憎しみを超えて』、近い将来、日本と韓国が正しい交流ができるようになることを祈りつつ、「竹島の日」、竹島問題、日韓問題を考えてみました。
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