目が見えることへの感謝

先日、同じ日に目が見えない方お2人にお会いしました。


 お1人は数年前から急に見えなくなり仕事が出来なく家の中から全く外には出ないと言われていました。いろいろな話を伺いながら、その方との会話では笑顔で話される態度や積極的な言葉が多く、普通に話していると健常者とかわらない感覚でした。

 「意外と目が見えなくても出来ることはたくさんありますよ」と明るく言われる態度に色々な葛藤を乗り越えられた言葉なんだろうなと感じさせていただきました。国会討論もよく聞いているため、政治の話も沢山出来ました。別れ際に「よろしくお願いします」と丁寧に頼まれました。たぶん目の見えない方々への政策もよろしくお願いしますという意味だと理解させていただきました。



 もう1人の人は、ご自宅の庭で農作業をされていました。その方は両目が緑内障でほとんど見えないと言われ、ちょとビックリしました。

 ご実家の農業の未来が見えた時点で転職して幅広く商売をして絶好調の時に目が見えなくなり、ショックで落胆したことなどをお話くださいました。

 現在は自宅でできることをされています。お会いした時も自宅のミニビニールハウスで茄子の作業をしているときでした。目が見えないハンディーを物の位置や形で覚えているのかなと思いました。中卒で勉強はしていないと笑っていましたが、なかなかの方でした。心温まる激励をいただきました。


 帰り道、私は目が見えて、自由に外で活動できることを当たり前と思っていましたが、お二人の目の見えない方にお会いして、当たり前ではないなと反省と今健康な体をいただいていることに改めて感謝させていただきました。そしてもっともっと頑張らないといけないと決意新たにさせていただきました。

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