中国の原子力発電政策

 中国製造2025には原子力発電が含まれています。中国は2050年までに400基の原子力発電所を計画しています。現在は45基で世界第3位の原発保有国になっています。そのうち2018年に7基の新原発を稼働させていますが、内6基が第3プラス世代の原発で、100万~170万kwの出力の最新型で安全性も高い原発です。

 中国の最新原子力発電所の建設は独自で行っていますが、その90%はアメリカ・フランスの技術に基づいています。アメリカのウェスチングハウス社、フランスのフラマトム社の原子炉が使わています。建設コストは先進国での建設の半分ほどで、自国で建設しているためにメンテナンスできる利点があります。

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